コンサルタントとは「反省ばかりの毎日です」

「反省ばかりの毎日です」
            豊田労働コンサルタント事務所
            労働安全・衛生コンサルタント
                   豊田隆俊
また、失敗をしてしまった。
 対象物質が4つも抜けていた。
「公表されていない」と説明した内容が公表されていた。
 一番効果的な対策を伝えることが抜けていた。等々すべて確認不足だ。
さらに、受講者のペースを考えずに、自分のペースで、つい早口で一気に説明してしまった。パワーポイント画像ばかり見て受講者の反応をとらえていないのだ。悪い癖と思いながらなかなか改善できないでいる。
 講師業は、考えれば大変な仕事である。諸先輩方はこんな大変な仕事をよくこなしておられるなあ、と感服してしまう。まず、体力勝負である。1日話せば、相当な体力と「のど(声)」が必要である。受講者がいる以上、「風邪をひいて熱がある、のどが痛い。」程度では、休講できない。そして、綿密な下調べに十分な時間をかけなくてはならないということである。うろ覚えでしゃべってしまったり、法の誤解釈があったり、失言したり、辞めたくなるようなこともあった。
その一言が大きな問題を引き起こし、責任問題に発展しかねないケースもあるというのに、それをわかっていながら失敗を繰り返してきたのだ。そんなこんなで皆さんにご迷惑をかけている場合も多いと思う。よく「クビ」と言われずに、ここまでやってこられたものである。
 しかし「次は少しでもましな講義を!」と自ら鼓舞して、前向きに臨もうと考えている。安全衛生の基本は、「トップの想い」と「地道な活動の継続」である。講師の基本も「伝えたいという強い想い」と「地道な改善の継続」であると考えている。
                        -以上-